きまぐれレッズ日記
2004.07.24〜
基本的にサッカー・浦和レッズびいきの日記です。もうあとひと踏ん張り!!
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11月6日は本田美奈子さんの命日。 ちょうどその日の朝、NHKをチラッとみたらイベントにまつわるニュースがやっていました。 美大の女性が本田美奈子さんの手記をもとに絵本を作ったとかで、その原画展の紹介ですね。 手記はわずかにしかテレビに映らなかったので全文はわからなかったのですが、 本田美奈子さんが感じたごくごくささやかな幸せが綴られているようでした。 "お母さんの作った朝食"というような。 以前にも「頬に受ける風が気持ちいい」と口にしたのを聞いた彼女の母親についてのドキュメンタリーを観たことがありますが、 こういう感覚、凄く共感できるなって思います。 今回の一時退院でも、朝、聞きなれたラジオの音で目が覚めて、ここが家だとわかった瞬間、 丸くなって泣きたくなるほどの嬉しさ、懐かしさを覚えてしまいました。 朝のちょっと人を突き放したようなシンと冷えた空気、 黄緑とオレンジが混ざり、光を受けてキラキラと輝く紅葉の美しさ、 洗濯物から伝わってくる太陽のぬくもりetc……。 いろいろなことが新鮮に感じられて仕方ありません。 食事だって食べるものすべてが美味しくて、こんな幸せがいっぱいでいいのかと思うくらい。 入院前だって感じてなかったわけじゃないだろうに、今こうして敏感にとらえてしまうのは、 それだけ入院中は感覚をシャットダウンしなきゃやってられないからなんでしょうね。 私、入院中は唯一外の景色がみえる窓へいって額をくっつけては、 建物の隙間からわずかにみえる人の行き来を眺めるのが楽しみだったんですよ。 例えば、雨が降っていればカサをさしている人が通るたび、夕方なら学校帰りのランドセル背負った子が通るたびに、 「あ、外の世界だ!」って嬉しくて嬉しくて。元気なときなら1日に1度はやってました。 誰かにみつかってたらかなり危ない子に思われていたでしょうが、 それくらい入院中は世界が狭くなり、感じられることが限られてくる。 感覚をフルオープンにしようものなら耐えられないことばかりだし、ときには自分さえもだましながらやるしかありませんから。 そんな状況で1,2カ月間すごしてようやく外にでれたら、 やっぱり今まで気づかなかった小さなことに幸せを感じてもおかしくありません。 なんか変な表現ですけど、私、ささいな幸せを感じ取れるようになって……病気になってよかったかも、って思うこともあるんです。 病気にならなきゃわからなかった感覚。 ずっと物書きになりたいと思ってきたから、今までは想像の域をでなかった感情が 新しく心に私の感情として飛びこんでくる毎日が凄く貴重に覚えます。 だから凄く意地悪い感情なんですけど、ニュースにでていた美大の女性が「本田美奈子さんは病気で大変だったのに、 小さな幸せを感じられて凄い」というようなコメントがあまりに"向こう側の人"すぎてザラッとした感触を消せませんでした。 「病気で大変だったのに」ってあたりはまさに"健康な人からみた他人事"ですし、 「小さなことに幸せを感じられて凄い」ってところも、こう考えているうちはまだまだね、と思わずにいられないというか……。 そう簡単に得られませんよ。でも別に凄くもないですよ。病気だって可哀そうじゃないし大変でもないですよ。 でも、こういった考えも病気にならなきゃわからなかったこと。 たくさんのこと、病気を通して学んでいます。そのために病気になったのかもと思うほどに。 あとはこの感覚や経験をどう今後に生かしていくか、なんだろうなぁ。 ●今日のつぶやき 来年、仙台へ絶対いくよー!! 帰りは太助で牛たんね♪ |
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どうしてもホリーを一目観たいと大原へいってきました。 10月30日にも大原へいったのですが、そのときはなぜかホリーの姿はなく。 特になんの情報も流れていないのでそうたいしたことないんだろうと思い、そろそろ練習参加しているハズだろうと。 きっとまだ私の白血球は3000を越えていないから本当はいってはいけないのですが、 ここであえないと私は来年までホリーにあえません。 最後に観た生ホリーが8月28日だなんて悲しすぎる!! だからムチャしてでかけていきました。 が……、着いてクラブハウス前の選手駐車場に目をやると、ホリーの車がない。 一抹の不安を感じながら、きっと試合前日だから誰かの車に乗せてもらってきたのよと前向きにとらえ直してスタンド席へ。 でも……やっぱりぞろぞろと奥のグラウンドへでてくる選手のなかにホリーはいません。 あぁー!! ガックリですよー(涙)!! なんで2回もきて2回ともホリーを観れないのか。ホリーの元気な姿観たさに大原へきているというのに! いったいホリーはどこをどれくらい悪くしているのかっ?! なんでなんの情報も流れないんだろう……。 そして私はこの前と同じように途方にくれながらただぼんやりと遠くのグラウンドを眺めていました。 誰が帯同メンバーなのか、どんなメニューをやっていたのかも記憶にありません。 どうしても再入院するまでにちょっとでいい、ホリーにあいたい。 たぶん近いうちにまた大原へいってしまうと思います。 こんな行動が医師にしれたら相当怒られると思うし、私自身、かなり危ないことをしていると十分わかってるんですけど、 とにかくホリーを観たい。元気な姿を観て安心したい。 目に焼きつけたホリーの姿で最後の治療を乗り越えたいのに……。 また次があるって思えることがどれだけ幸せなのかと気づきました。私には大原へこれる次があるかどうかわからない……。 それにしても本当にホリーはどうしたんでしょう。当然、明日のFC東京戦はベンチにもはいらないでしょうし。 先週もいませんでしたから、大きな故障でもしてしまったのではないかと心配です。 ホリー、どうしちゃったの?! 大丈夫なの?! ●今日のつぶやき 街はクリスマスイルミネーションで華やかなんですね。クリスマスのころは入院中だろうなぁ。 |
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今日は衣替え。 どうも私の部屋は私の部屋じゃないような、一時退院中にベッドだけを借りているような気がしてならず、 今日まで夏服のまま手をつけていなかったのですが、もう11月にはいっているので、これはイカン! ととりかかりました。 夏服を取りだしていくと、今年は全然着れなかったなぁとしんみりすること多々。 お気にいりの服が1度も着れなくて、あぁ、また来年までお預けなのかぁと寂しかったです。 結局、今年は夏服は1度も新しいのを買いませんでしたね。 どんなファッションが流行ったのかもわからず……。 その代わり冬服は本退院したら大活躍できますから、並べていくのが楽しかったです。 なぜか黒とピンクの服が多くて、私の好みって……と改めてビックリしましたけど(汗)。 そういえば、どうしても冬服が欲しいからとニッセンで約2万円もドカ買いしちゃいましたよ。 退院して世俗に触れると今まで抑えていた分、衝動買いに走っちゃうんですよねー。 あれもこれもと注文していったら最初4万5000円近くまでいって、「ま、いっか」と買おうとする私に母親が「ダメ!」と慌ててストップ。 まったく、金銭感覚がおかしくなってきちゃってます。 でも、まだ帽子とコート、ブーツが欲しいんですよ。 私にしては珍しくスカートとハーフパンツを購入してしまったため、これをはきこなすにはブーツしかない! それにコートは去年同じのをずっと着てたからなぁ。 とはいえ今買っても本退院するまでそう使い道ないですから、来年1月ごろまでガマンするしかないかぁ……。 うーん、物欲が抑えられなーい(涙)! ●今日のつぶやき なぜかいきなりふまくサイトアップできなくなって、大パニック!!! |
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今日は外来。1週間ぶりに医師とあってきました。 久しぶりの医師はヘアカットをしていて、診察室にはいってすぐ「髪の毛、切られました?」とたずねると「はい」とニタニタ顔。 そのあとも、1時間近くも待たされたことに対してつい「先生、人気者ですもんねー」と 嫌味っぽくいうと「人気者ではありませんが……」と返しながらもまたニタニタ。 母親が一緒にいたのですが、私と医師のやりとりをみてビックリしたみたいです。 医師が楽しそうに答えている様子が、それまで母親が持っていたイメージとは違っていたようで。 私がいいたいことをポンポンいっていくので、「そんなこと先生にいうなんて……」と診察が終わってから注意されてしまいました。 まぁ確かに、嫌味をチクリいうなんて、そうそうできるもんじゃありません。 でも考えてみれば医師と出会って、毎日のように話をするようになってから丸7カ月。早いものです。 それだけ顔をあわせれば、相手がどんな性格かつかめてくるじゃないですか。 仲がいいとはとてもいえませんが、ある程度のいい関係は築けていると(勝手に)思っています。 そういう私はおじさんキラー。 そういえば先週のコスプレ大会のときも、私と医師の写真を撮る撮らないのやりとりをみた妹が 「先生って、あんな面白い人だったんだー!」と目丸くしてましたっけ。 堅物そうにみえて実は愉快な先生だってことはいつも家族に話しているのですが、 実際、目のあたりにすると信じられないみたいです。 患者の立場で医師のそういう一面が引きだせているあたりにも、丸7カ月の重みを感じますね……。 さて、今日の外来でもらった採血結果。白血球2400・血小板188000・血色素量8.3。 血小板も血色素量も自力で上がりましたが、白血球はたったの100増。 1週間でたったの100増……(涙)。先週退院してなかったら、まだまだ退院できてなかったんですね。 その上がりはあまりに遅いので、マルクもできないし次の治療にも移れないということで、 また来週の外来まで様子をみることになりました。 あー、これでまた本退院が遠のいていく……(涙)。 なんで私は白血球の上がりがこんなにもゆっくりなんでしょう。まだ2400しかないなんて……。 でももう自宅軟禁生活はイヤです。 インフルエンザには十分気をつけて、遊びにいくんだからー!! ●今日のつぶやき バッタリ、2代目主治医にあいました。彼をみかける度、靴下をちゃんと履いているのか凄〜く気になる私です。 |
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テレビでナビスコカップ決勝・FC東京対川崎フロンターレ戦を観ました。 退院してからひかりTVでレッズの新潟戦は観ましたが、リアルタイムでゲーム観戦をしたのは9月13日のホーム山形戦以来。 久しぶりのサッカーはとても楽しかったです。シュートやパスの1つ1つに「おぉ〜!!」「危ないっ!!」って 騒いでいる自分がいて、スタジアムへ早く戻りたいと思わずにいられませんでした。 選手のプレイ、サポーターの熱気が1つの躍動した空間を作りあげている場所へ、 なんで私は7カ月も離れて平気でいられるのでしょう。 やっぱり私にはサッカーが大切なんだな、なんてすっかり興奮しながら考えていました。 川崎のアグレッシブなスタイルが魅力的だったからっていうのもあるんでしょうけど。 そうそう。私は2007シーズン天皇杯準決勝で川崎ゴール裏にはいって応援したことがあり、 相手は鹿島でした。 それからわりと川崎をひいきにしてるんですよ。 セクスィー部長もいるしね(笑)。 特に今日は痛々しいまでにクロスをあげ、組み立てもなにもないのにゴール前でなんとか決めようとする 試合終了間際の様がいつぞやのレッズを観ているようで辛かったです。 FC東京に比べればかなり熟成されたチームであるってことも共通点で、 どこが相手だろうが自分たちのスタイルを貫こうって姿勢もその昔のレッズと同じ。 だから私は川崎を応援していたのかもしれません。重ねてしまう部分が多かったです。 チョン・テセにジョニーニョ、中村憲剛、谷口といい選手をあれだけそろえていながらなぜ1点も奪えない……。 他チームだけど、残念でなりません。 そしてやたらと解説が2004年の決勝について触れていたので、川崎とダブったのもあって ついつい2004年のレッズ対FC東京戦について思いだしてしまいました。 あのときは怖いものしらずで、どこが相手だってまったく負ける気がしませんでした。 まさかPK戦までいって負けるとは……。あれだけシュートを放ったのに、なんで1本も決まらなかったんだろう……。 今でもあのときの映像を観ると不思議でたまらなくなってきます。 それにしても5年前の決勝時にいたFC東京の選手は数人らしく、。 じゃあ、レッズは5年前のスタメンに今も何人がいるんだろう? と思ったので調べてみました。 あのときのスタメンは山岸・アルパイ・闘莉王・ネネ・山田・長谷兵衛・鈴木啓太・アレ・雄ちゃん・田中姫・エメ。 ってことは……山岸・闘莉王・山田・鈴木啓太・田中姫と5人もいるじゃないか!! 世代交代がうまくいかないチームなんだなと感じた反面、 半分もメンバーが変わっていないのに、こうもボロボロに没落していってるのはなぜなのかと悲しくなってしまいます。 まぁ、だからレッズなんだとも思うけれど。 いつからナビスコカップはレッズの大会じゃなくなったんだろうね……(涙)。 ●今日のつぶやき もう3日も引きこもり生活です……(涙)。 |
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たまたまケーブルテレビをつけたら「僕の、世界の中心は、君だ」がはじまったばかりだったので観てしまいました。 この映画は「世界の中心で愛を叫ぶ」の韓国版。 またもや私は自虐的なものを観てしまうのです。 リフレッシュするための一時退院なんだから観ちゃいけないと自分に強くいい聞かせているのに……。 でもきっと、この前のドキュメンタリー「ありがとうといっぱいいいたい」もそうなんですけど、 白血病を題材にしたものに出会ってしまうのは偶然なんかじゃないと思うのです。 私が観るのを待っていたかのようにはじまるなんて、なにかの道標だととらえずにいられません。 自分が死ぬかもしれないってことだけじゃなくて、私のことを心配してくれる人たちの気持ちにもっと気づきなさい、 ってこともあるのかもしれない。 なんの道標であるのかをしりたくて、私はダメだダメだとわかっていても観はじめてしまうのでしょう。 今日、この作品を観ていてずっと頭のなかをぐるぐるしていたのは、なぜか私が医師にはじめて口にした言葉でした。 病院へ緊急搬送されてきて、すぐに医師と主治医が登場し告知。 医師がずっと病気について説明していたんですけど、最後に医師にむかってやっと言葉を発することができたのは 「私、死ぬんでしょうか?」でした。 それまでずっと黙って下をむいていたっけなぁと、そんなことを思いだしてました。 あと初代主治医に「告知したときの私ってどうみえました?」ってのちに聞いてみたとき、 2代目主治医に感情の抑えが効かなくて「死ぬのがこわい」とぶつけてしまったとき、 それぞれ2人のどう返していいものかという泳いだ目も同時によぎってきます。 作品自体をいえば闘病の場面なんて、日本映画版のそれよりもずっと少ないんですよ。 ヒロインが「点滴の針が痛い。飲み薬ならいいのに」とぼやくところが共感できるくらいで、 髪の毛なんてちょっとしか抜けないし、のたうちまわることなんてまずないし、死に際なんて頬も唇にも血の気があって、 本当に白血病を描いたのか? とツッコみたくなるほどひどいもの。 だけど……同じ病気で死ぬ人がいるのを観るのはかなり辛い。 これは泣かせるために作られた映画だから、とでも自分にいい聞かせないとどーんよりしちゃいます。 誰かにこの不安を聞いてもらいたい。でもきっと、気持ちをうまく表現できないからただ隣にいて「大丈夫」っていってほしい。 ……だけど、そんなことは望んではいけないのです。だって私はいつも明るく元気な子だから。 主治医たちが困って泳いだ目をしたように、この気持ちをぶつけたところで誰だってどう接していいのかと悩むのは目にみえてる。 誰も不安にさせちゃいけないし心配もさせてはいけません……。 だから心に閉じこめていくしかなくて、時々、感情がこぼれそうになって始末におえません。 私は大丈夫。私は元気で明るい子。病気に負けるなんてことはこれっぽっちも考えてない。 呪文のようにつぶいてみるだけです。 道標を求めてしまうのはだからなのかもしれません……。 ●今日のつぶやき シカクちゃん、Happy Birthday!! 11歳おめでとう!! もっと長生きしてね!! 約束だよ!! |
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退院しているときと入院中、明らかな違いといえば水分摂取量です。 もともとドライマウス気味な私は、やたらと水を飲みたがるところがあるんですよね。 家のなかでも常にペットボトルを持ち歩いてますし、去年の猛暑では1日にペットボトル(500ml)を7本カラにした経験アリ。 だいたい1日に2,3リットルは飲んでいるかもしれません。 今日も「グレイズ・アナトミー」を観ながらお茶・コーヒーをひたすらにガボガボ。 どれいくらいかというと1話45分ごとに新しくお茶・コーヒーをいれて飲みきっているくらい。日に5,6話は観てます。 ふと、退院すると肝機能の数値があがるのはカフェインの摂りすぎからきているんじゃないのかと思ってみたり……。 入院しているときはこうはいきません。 冷蔵庫は遠いし、温かい飲み物をつくろうにもお湯がでる場所までいくのっていちいち面倒なんですよ。 それに毎晩、その日のトイレの回数を聞かれるから、トイレの近い私は数が多すぎないように気をつけなきゃいけないし……。 抗がん剤治療中は水がまずくて吐きそうになり、感染起こしてノドがやられたら痛くて飲めませんしね。 だからなのか入院中に飲めなかった分を補おうとするかのように今日もグビグビです。 すぐトイレにいけたり、数を気にしないでいいのはやっぱり退院ならではですね。 髄注のとき、施術前にトイレへいっておきたいという私に2代目主治医が「2時間くらいガマンできますよ。大人なんですから……」といったことを今、思いだした(怒)!! 水分をいっぱいとるって体にいいのかなぁ、体の循環がよくなるからいいのさ、と都合よく考えては 今日もお腹がタポタポになるまで飲み続ける私なのでした。 口寂しいからとお菓子をつまむよりは健康的よね??? ●今日のつぶやき 立体ピクロスにハマっております。う〜ん、引きこもり生活満喫してるなぁ。 |